九州工業大学 福井研究室

福井研究室について:

メカトロニクス(Mechatronics)・非線形制御理論(Nonlinear Control)に関する研究室です. 通称はMC研または福井MC研究室です.2024年4月1日に発足しました.
制御Lyapunov関数を使った非線形システムの制御,メカトロニクス,産業用ロボットの制御を中心に,工場のような限られた環境で働くロボットに対し,その環境情報を最大限に活用し,もって高性能な動作を行う制御方法の研究開発を行っています.「どのような場所でも動作するロボット」は取り扱いません.
本研究室に所属する学生さんは,実機を使った研究・理論研究の好きな方を(あるいは両方を)体験することができます.

2024年度メンバー:

学生募集:

国内外からの博士前期課程・博士後期課程に進学する学生を募集しています.

九州工業大学内部で学部生4年生として福井研究室への配属を希望される方へ

知的システム工学科のルールにしたがって配属者は決定されます. 本研究室の人気度は通常程度のレベルです.初年度は学科の人気研究室ほどの過酷なものではありませんが配属における一定の競争はありました.過年度配属性のGPAは3.3前後の傾向があります.
配属後のことを考えると,線形代数・微積の復習をしておくことをお勧めします.

大学院進学先として日本の大学から福井研究室を希望される方へ

国内の方で福井研究室に所属することを希望する方は,ぜひ一度研究室見学にお越しください. そのために,研究室見学を希望する旨を福井(fukui @ ics.kyutech.ac.jp)までメール送付ください.

大学院進学先として海外の大学から福井研究室を希望される方へ

海外の方で福井研究室に所属することを希望する方は, 英語または日本語で書かれた以下を福井(fukui @ ics.kyutech.ac.jp)までメール送付ください.

共同研究・受託研究・学術指導の募集:

福井研究室が承れること

企業様との共同研究・受託研究・学術指導も募集しております.ロボットアームを中心とする機械システムの制御が得意です. 福井個人が最も得意なことは数学ですが,研究室としては所属する学生さんと協力しつつ まで,幅広く行います.

割り当てる学生

原則としてGPA3.2以上の学生で,かつ,線形代数・微積・集合論・学部レベルのプログラミング技能の全てが一定以上の水準(目安は対応科目の成績が90点以上のレベル)であり,当該テーマの遂行に興味があると福井により確認された学生を,共同研究先企業様と相談の上,割り当てます.

研究期間

担当学生が変わると引継ぎや共同研究に特化した知見の引継ぎコストがかかるため,複数年の共同研究・受託研究の実施を推奨していますが,単年度契約を随時延長更新していく形でも構いません.契約終了3ヶ月程度前までに延長するかどうかの連絡をお願いします.

研究費

年間100万円~300万円程度の直接経費と別途間接経費(直接経費の30%)を申し受けます. 研究費は企業様側より使途に特別の制限をかけるかどうか(かけない場合は大学による利用ルールが適用されます),研究(実験)の内容,割り当てる学生の人数,お求め頂く報告のデューティー(会議の回数・報告書の分量)により必要な経費は変わります.
もっとも標準的なパッケージ(年間100万円の直接経費+間接経費)は,特別な使途制限なし,1名の学生の割り当て,年度末と夏に報告(会議または報告書)を行う場合となります.割り当てる学生の人件費,学会発表の旅費・参加費,実験器機,研究に利用するソフトウェアのライセンス,研究室内の什器が主な使途となります.
ぜひ,工場で働くロボットを高性能化したい企業様は,福井(fukui @ ics.kyutech.ac.jp)までメール連絡ください.

アクセス:

〒820-8502 福岡県飯塚市大字川津680-4 九州工業大学情報工学部知的システム工学科 飯塚キャンパス インキュベーション202